お客様に最適な外壁塗装をご提案するために、まずは塗装前の建物の状況をしっかりとお調べさせていただきます。事前調査の内容は、項目毎にお客様へご説明をさせていただき、ご理解をいただいた上でお見積もりをご提示させていただきます。
もちろん、事前調査は無料でご対応させていただきます。
事前調査の内容をご理解いただいた上で、必要な作業内容のお見積もりをご提示いたします。(※山王ではお見積もりの明細までわかりやすくご提示させていただいております。)外壁塗装のお見積もりは、主に「仮設工事費」(足場仮設、養生等)、「塗装工事費」(塗料等)、「その他経費」(廃棄物処理等)から成っています。ご不明な点などありましたら、何なりとご質問下さい。
塗装工事をはじめ、山王の各種工事に関する技術力は、大手建設企業(ゼネコン)等の厳しい検査基準の中で培われてきました。各種工事に対する技術力から、お客様には確かな「安心」と「安全」をご提供させていただきます。
万一、工事中や工事完成後に事故等が発生した場合も、責任をもって補償させていただきます。(治療費用補償、管理下財物損害補償、リコール費用補償、工事場内建設用工作車危険補償、工事履行遅滞損害賠償責任補償等)
「外壁塗装でもっとも大切なことは下地処理です」塗り替え作業において、塗料の耐用年数や仕上がり具合は、全て「下地」にかかっていると言っても過言ではありません。「下地」に適切な処置がされていない状態での塗り替え作業は、決して住宅の長持ちにはつながりません。一般的に、塗り替え作業は新築時からの経年劣化により痛んだ外壁に対して行います。長い間、風雨にさらされた外壁には、様々(ひび割れ、はがれ等)な変化が考えられます。その変化に対して適切な処置をせず、そのまま上塗りをするようなことは、傷を直さずに、ただ隠しているだけであり、当然、傷の治っていない住宅は長持ちしません。「下地」に対しては、細かな調査で状態を正確に見極め、なおかつ適切な処置を行う必要があるのです。
高圧水発生装置で加圧された高圧水をノズルから噴射した時の衝撃力を利用するのが高圧洗浄です。高圧洗浄と言い方は「洗浄」ですが、古い塗膜や汚れ、コケ類を「削り取る」という表現が近いかと思います。下地がデリケートな素材の場合には圧力に注意を要します。高圧洗浄が不十分な場合、汚れ、コケ類等の上から塗装を行っていることになりますので、塗料は下地に密着せず、極端にいえば宙に浮いている状態となります。そのような状態では、どんなに良質な塗料で塗装を行っても、すぐにはがれてしまう可能性が高くなります。
ヘアークラック(表面部のみの軽度なひび割れ)には、フィラーと呼ばれる材料をひび割れ箇所に刷り込みます。フィラーとは、「filler」(埋める物、詰め物、充填材など)からくる用語で、下地の凹凸を埋め下地を調整するという意味です。クラックの補修には微弾性フィラー(※1シーラーの機能も兼ね備えた)等の材料を利用いたします。構造クラック(深部に達する重度のひび割れ)の場合、必要に応じて※2Uカット(Vカット)を行い、シーリング材を十分に充填します。シーリング材を充填したところは既存のパターン(外壁模様)が消えてしまうため、周りのパターンと合わせて上塗り後に補修したところが判らない様ぼかします。
※1シーラーとは、シール(接着剤)の意で、主に下地と上塗り塗料との接着剤の役割りをします。
※2Uカット(Vカット)とは、クラックの幅と深さを広げることです。ひび割れが深部に達する場合、クラックにある程度の幅と深さがないとシーリング材が十分に機能しないため、この処置を行う必要があります。
経年劣化により既存の塗膜は、チョーキングやクラックなどの変化を起こし、さらに放置していくと、モルタル部分と分離し「膨れ」や「剥がれ」を起こします。そういった脆弱な塗膜は、周辺部も含めて一度、剥離を行う必要があります。剥離後の状態では美観的に問題があるので、モルタルによる補修を行い、更にはパターン補修の工程が必要となります。
サイディング壁の場合、最も重要となる下地処理がサイディング目地と窓周りの「シーリング処理」となります。シーリング材の寿命は、およそ10年程度と言われており、メンテナンス時におけるシーリング処理はシーリング材の「厚み」によって、「増し打ち」(※1)と「打ち替え」(※2)と呼ばれる、何れかの方法で行います。
シーリング材の「厚み」によって方法が異なるのは、シーリング材は「厚み」が取れて耐久性を発揮するためです。
※1「増し打ち」とは、既存のシーリング材の上から新しいシーリング材を打つ方法です。比較的新しい部分や、ある程度の弾力性が残っている場合に行います。
※2「打ち替え」とは、既存のシーリング材を撤去し新しいシーリング材に打ち替える方法です。劣化が進み弾力性が残っていない場合に行います。
鉄部(トタン・屋根・鉄階段)のさび等に対する「ケレン作業工事」や木部の塗膜剥離。構造がRC(鉄筋コンクリート)造の場合、躯体であるコンクリートにモルタルが塗られ、その上に塗装によって仕上げられておりますが、経年劣化により、コンクリートとモルタルに「浮き」が起こることがあります。浮きは悪化するとモルタルの剥がれを引き起こします。この現象を抑制するためには、「エポキシ樹脂注入」を行う必要があります。